本日、ユースが浜厚真でプリンスリーグ第８節を戦いました。
　結果はこちら。

　昨年までの強さが今年の結果につながっていない帯広北高校ですが、みている限り、結構苦労していたように思います。
　今日は古田くんがU-17日本代表に拉致されているため、いつものダイヤモンド型の中盤ではなく、トップと同じフラットな中盤の４－４－２の布陣で望みます。中盤右から、竹内くん、佐藤くん、鶴野くんが並び、左サイドには１年生の菅原くんが入りました。なんでも、ダイヤモンド型の中盤は所謂「古田くんシフト」らしく、サブメンバーでの試合の時や、今日のように古田くんが不在の時は、フラットであることが多いんだそうです。
　さて、試合の方は最初に書いたとおり、苦戦しました。
　キックオフ直後から、足下の技術で上回る札幌ユースは、両サイドから攻撃を仕掛けます。が、惜しいシーンがあるものの、なかなか得点まで行けずにいると、じりじりと逆襲を浴びてペナルティエリア近くまで侵入されてしまいます。多くはＤＦ陣が踏ん張るため、ＧＫ曳地くんの出番は殆どありませんでしたが、ヒヤリとするシーンは数回作られています。ゲームの主導権を握りつつも得点に至らない札幌ユースですが、前半ロスタイム、右サイドからの崩しで、中央にいた竹内くんにボールが渡ると、スルーパス気味に玉岡くんにパス。これをＧＫに触られつつもゴールにねじ込み、玉岡くんのゴールで先制。そこで前半を終了します。
　後半も同様の状態が続きましたが、ＣＫの流れから、ペナルティエリアで札幌ユースの選手が一人倒され（誰かはわかりませんでした）、ちょっと厳しめの判定に見えましたがＰＫを得ます。これを金子くんがＧＫの動きを読んだシュートで決めて２－０。だいぶ楽になりました。
　楽になったとは言え、ここまで２節～７節まで、毎試合必ず失点している札幌ユース。早いところ３点目をとって決めたい所ですが、松本くんが裏に抜けたのはオフサイド、途中出場の工藤（光）くんのシュートも枠を捉えられず、竹内くんのダイビングヘッドは僅かにポストを逸れてしまいます。ほかにも２本ほどポストに嫌われるシーンがあり、残念ながら追加点を挙げることはできず。でも、失点も久々０に押さえての勝利となりました。
　
　前の試合で北海が勝利したため、優勝は決まりませんでしたが、明日の最終節室蘭大谷高校戦で引き分け以上なら優勝が決まります。
　また、北海が登別大谷高校から勝ち点３を奪えなくても優勝となるのですが、最悪、明日北海が勝って、札幌ユースが負ける事があれば、得失点差でひっくり返される事もあるため、明日の室蘭大谷戦はなんとしても引き分け以上、いや、全勝優勝を目指してほしいものです。
　明日はトップとかぶっているのて、見には行けませんが、厚別から念を送りたいと思います。
　
　
・おまけ
　先発した菅原くん、１年生とは思えない体格と、スピードを持っていて、今後期待できるかも知れません。
　明日も古田くんは居ませんが、攻撃の核となるであろう竹内くんと鶴野くん。今日は終盤へろへろになるまで走っていたけど、明日は大丈夫なんだろうか？若いから大丈夫かな。
　あと、最終節を待たずに、札幌山の手高校の降格が決定。８節終了現在で勝ち点０・・・。
順位 チーム 　　　　　　　　　　　勝点 勝 負 分 得点 失点 得失
1 コンサドーレ札幌U-18　　　 24 8 0 0 37 6 31　高円宮杯 HCSL2009
2 北海高等学校　　　　　　　 21 7 1 0 30 4 26　HCSL2009
3 旭川実業高等学校　　　　 15 5 3 0 21 11 10
4 室蘭大谷高等学校　　　　 13 4 3 1 18 13 5
5 札幌第一高等学校　　　　 11 3 3 2 18 22 -4
6 帯広北高等学校　　　　　　 10 3 4 1 17 17 0
7 北星学園大学附属高等学校 9 3 5 0 10 32 -22
8 登別大谷高等学校　　　　　 7 2 5 1 10 11 -1　　入替戦
9 札幌新陽高等学校　　　　 7 2 5 1 9 30 -21　降格
10 札幌山の手高等学校　　　 0 0 8 0 3 27 -24　降格
　間違ってるかもしれないけど、８節終了時点の順位表。
　地味に帯北が降格の危機・・・に見えるけど、得失の関係上、新陽、登別大谷、北星が揃って勝たない限り降格圏内には来ない。最終節は、優勝争いもさることながら、新陽、登別大谷、北星の残留、或いは入れ替え戦争いで、対戦する上位チーム（帯北、旭実、北海）もうかうかしてられません。