昨日のJ2第51節で、札幌の2009シーズンは終了となりました。
天皇杯はもう負けちゃってるしね。
総括、と言えるほどの内容ではなく、整理もできていない雑文ではありますが、自分なりの思うところを残しておこうかなと思い立ってみました。

①チーム全体について
シーズン頭に、石崎さんが「元気があればJ1に上がれる」と言ったけど、カラ元気だけでJ1に上がれるほどJ2甘くなかったですねwww
試合内容を充実させて、かつ昇格という結果も出すということが、どれだけ難しいことか。
私たちは2006シーズンにいやっちゅーほど学習していたハズなんですが、夢見ちゃいましたね。
ボールポゼッションの技術や連携を高めることは必要ですし、選手全員がそれができるぐらいレベルアップできれば、鹿島級のチームも目指せると思うんですが、札幌はあくまでも札幌であって鹿島じゃないので・・・
あと、異論はあると思うけど、サッカーはボールポゼッションを競う競技ではなくて、あくまでも点とってナンボの競技。ボール支配率がいくら高くて、ボール保持してる時間がいくら長くても、点とれなきゃ勝てません。客を呼べる試合っていうのは、点が多く入る、あるいは得点しそうな気配がたくさんある試合じゃないかなと思うんですよ。毎回毎回（得点多いけど失点も多い）馬鹿試合ってのもいかがなものかと思うwwwけど、ボールを横回ししてる時間が多くて、得点の匂いがしない試合で客呼べるか？さてどうなんだろう、と思うのです。
個人的には、横パスやミスばっかりで点の匂いがしない展開よりは、カウンターであっても点が入るサッカーの方が魅力ですね。だってその方が勝てる可能性高いでしょ？
中盤つくるのも大事だし、バスで相手を崩すことも必要。テクニックだって大事です。
だけど、それ一辺倒じゃダメ。
中盤崩せなかったらサイドも使う。正攻法で難しければカウンター狙ってみる。
そうやって、勝ち点をどん欲に狙って欲しいですね。来期の札幌には。
あと、勝つためには、良い意味での抜け目なさも必要だと思います。
1ヶ月ぐらい前だったかなぁ、プレミアでマンＵの試合を斜め見していた時のこと。マンＵが前がかりに攻めてたタイミングで、相手チームにボールが渡ってしまいました。一発ロングパスが通れば、マンＵはカウンターを喰らう大ピンチ。そのときに、ルーニーがボールを持っている選手に向かって猛然と走っていって、相手選手の足元にあるボールにヘディングで突っ込んでいって、ボールをサイドライン外に出したのです。もちろん、ルーニーがボールを出したのですから相手チームのスローインでリスタートですが、少なくともマンＵは守備を整える時間稼ぎが出来たわけで、カウンターを喰らうリスクは回避出来たということになります。また、ヘディングで突っ込んでいったところもナイスで、相手選手はファールを恐れてロングパスを蹴り出しにくくなります。
短時間でそういう判断ができるルーニーって、やっぱすげーなーと思った次第。
目立たないけど、こういう気の利いた、というか抜け目ないプレーができる選手が、札幌にはまだまだ少ないと思うのです。
個人的には、芳賀さんの抜け目なさっぷりwwwを、若い選手に是非とも学習して欲しいですね。
芳賀さんて、うまーく時間を使うプレーを選択することが目立ちます。例えば、スローインの時の時間稼ぎwwwとか、札幌リードでロスタイム入った時に、中盤や最終ラインでボールをカットできたらだーって走ってサイドを上がっていって、相手陣内の深い位置で相手スローインにさせるとか。
②今期で札幌を離れる選手について
ソダ神様・・・いろんな意味で印象深い選手でした。ゴールパフォーマンスがいつまで経っても垢抜けなくて、やっちゃった時は正座して反省して。ボールを持つだけでサポーターから悲鳴が上がったりとか、マスコミ向けのコメントがちょっと上から目線で偉そうチックだったりとかwww。
でも、2007年の輝きは、ほんとにスゴかった。ソダさんが相手選手と競って、負ける気しなかったし、CKやFKではソダさんが決めてくれるって何度も思ったし。
個人的には、2007年9月末に惨敗した平塚で、試合終了後他の選手が引き上げて行く中、最後まで応援席を見つめ、最後に不器用なそぶりで左胸のエンブレムを拳で叩いたソダさん。いい年して大泣きしながら、信じていいのねー！？頼むよー！！って叫んだっけか。忘れられないよ。
そして、引退を決めた時、そして引退セレモニーの時。ありきたりな挨拶じゃなくて、考え抜いて自分の言葉で最後の挨拶をしてくれたこと。ほんとうにありがとう。
活躍しきれなくてすいません、なんて、泣かせること言うんじゃねーよ（涙）。
帰宅後録画をみて、青ちゃんを抱き上げる瞬間にイテテって顰めた顔をみて、もう本当に体がついていかないんだな・・・と実感させられました。
本当にありがとうソダン。
今後も、札幌に関わる何かをしたいって、どっかのインタビューで言ってくれましたね。楽しみに待ってます。
最後に、これからもコンサドーレをよろしくって言われたけど、それはこっちの科白ですwww。
元気・・・ここ数年の、決して足速くないwwwんだけど、必死に走り回る姿は、本当に頼もしかったです。あと、札幌というチームと土地を、本当に気に入ってくれていたところ、決してウマイ文章ではなかったけれど、こまめにブログを更新してくれてたところ、本当にありがたかったです。
ただ、FWというポジション柄、得点＆ポストプレーってところでもにょもにょだったのも事実。ウチがもう少し裕福であれば、まだまだいてもらいたかった選手です。
元気なら、トライアウトでどこかのチームが必ず拾ってくれるでしょう。まだまだやれるもん。
頑張れ。そして、まずは対戦相手として戻ってくるんだよ。最後には、札幌に再び戻ってくる日が訪れんことを。
ゴン獲得の話が出てきているようですが、ワタシにとっては、中山といえば元気です。今も、これからもずっと。
謙伍・・・2009シーズン、最後の最後で吹っ切れたのか、ようやくケンゴらしい裏をとるランニングが見れるようになりましたね。あれをもっと前から見せられていれば・・・・・・
ユースの時からみていた選手だったから、今回の契約満了は、仕方ないと思いつつもとても寂しいです。
謙伍なら、元気と同じでトライアウトでどこかのチームが必ず拾ってくれるでしょう。まだまだやれるもん。
頑張れ。そして、まずは対戦相手として戻ってくるんだよ。そして最後には、札幌に再び戻ってきなさいね。
荒谷・・・熊本での大トンネルデビューでびっくりしました（爆）けど、１年間サブGKとして頑張ってくれてありがとうございました。年齢的にちょっと厳しいかも・・・・・・と思ったり思わなかったりしますが、トライアウトで次のチームが決まることをお祈りいたします。
しばたん・・・身体能力に優れた選手でしたね。今期は、それが発揮できる場面が多くなかったのが残念です。でも、まだ若いし、予測能力なんかは試合で使ってもらうことやビデオ見ることなんかである程度身につけられるものだと思うから、まだまだ頑張ってください。
ホーム最終戦で赤く腫らしてたしばたんの目、忘れませんよ。
あとは、フロント＆石崎さんについてと来期の期待、かな。書いときたいのは。