2010.02.13
既視感
踊る大4連戦などと某民放局が称しているけれど、実のところちっとも踊ってないサムライブルーの試合が、ここんとこ立て続けに行われております。
一応見るともなしにTVは付けてるけど、前半が終わったらすっかり見る気をなくしてしまう
というのがここ3試合のワタクシの実情です。
で、その内容から受ける印象たるや、うーん去年よく見たなーこんなサッカー、って感じ。
選手個々人の技術は、相手チームよりも明らかに格上で、ボールを保持してる時間も圧倒的に多い。
でも、ゴールにはつながらないし、得点できる気配も感じられない。
時々打つシュートはことごとく枠外。
回すパスは横か後ろで、ダイレクトプレーが少ない。
・・・・・・まるで、去年の札幌の試合を見てるようだなぁと。
正直、去年の札幌の試合は、(全部とはもちろん言わないけど)基本的につまらなかった、と、ワタシは思ってます。前向けよ!ってところで横パス、バックパスが多くて、狭いスペースで無理にこねくり回してはボールあっさり取られて即ピーンチ!ってのばっかりだったなー、って印象がすごく強いです。
それでも、札幌の試合ならまだ、チームや選手に対する思い入れが(代表より)ある分、あーつまんねぇ試合だ!と腹を立てつつも、ガンバって見所探して90分最後まで見届けるんですけど、残念ながら今の代表じゃあねぇ・・・
で、おもしろいなーと思って見てるのが、今の代表や代表戦に対する、札幌サポーターのリアクション。
去年あれだけ成績出せず、おもしろさだって今の代表と大差ねぇじゃん?という試合を繰り返していながら、札幌に対しては、若手の育成だとかノブリンサッカーの進化過程だとか、そういう理屈を背景にした肯定的な意見が(web上では)目立ってました。
そんな方々が、こと今の代表に対しては、面白くない、こんな試合やってたら客呼べない、という、否定的な反応が多いんですね。
同じような結果しか出ていない(ように見える)二つの事柄に対して、これだけ反応がぶれるというのはどういうことなのかなー、ってところが、個人的には面白く感じているというところで。
札幌愛、という言葉で単純に片付けてもいいんでしょうが、札幌というチームが存続し、安定して経営されていくことを願って、長い目で見たときに、果たしてほんとにそれだけ・それ優位でいいのかなぁ?と、思って見たりもします。
Comment & Trackback