2011.05.05
幸せな一日。
昨日は幸せな一日でした。だって、2連勝&生家本さんだったんだもの。
①札幌初得点初勝利
シュートまでなかなか行かない内容は相変わらずだし、アンドレジーニョの使いどころが難しいとか、純平のSBはそろそろボロが出てきたなーとか、問題は山積なのだけど、やはり勝利という結果が得られたことは大きいでしょう。
②U-18プレミアイーストで3連勝!
早々にドームの駐車券を入手して、雁来→ドームのはしご観戦としゃれこんでみました。雨模様の天気が残念だったけど、尚志高校を相手に5-0の勝利で、内容も完勝。前半20分ぐらいまでは尚志高校のカウンター気味の攻撃に押されるシーンが目立ちましたが、先制点を取って以降は、ほぼずっと「俺のターン」状態。後半の尚志高校は、シュートが1本あったかなかったかで、CKも1本しかなかったと思います。価値の高い試合を見せてもらうことができました。ボールも人も縦横無尽に動くサッカーて、こういうのを言うんだなぁきっと。
個人的には、将来的にずっとプレミアリーグイーストの常連であり続けることが、北海道選抜に近い状態のU-18に求められているものだと思っていて、まずは降格しない成績を安定して修めてほしいというのが第一の希望でした。ところが、4試合で3勝1分けの単独首位。で、4戦ともきちんと内容がついてきている現状を見てしまうと、
・・・チャンピオンシップって、いつどこでやるんだっけ???12/17に埼スタ?行けるんじゃね?
なーんて、ちょっと欲張りな気持ちも出てきます。思いっきり先走っちゃってますけどもw。
まずは怪我をしないように。そして、ハイレベルな対戦相手と数多く実戦をこなせる今の環境に感謝しつつ、相手のいいところを貪欲に吸収して、これからも成長していって欲しいなー。そう思います。
③生家本さん&生大塚さんドームにご降臨
あのウェンブリーでルーニー相手に笛を吹き旗を振った、お二人のプロフェッショナルレフェリーが、何故かこの、J2の中でも話題性に乏しい試合にいらして下さいました。外の寒さや雨には影響をうけない最高の環境で、今のJでは最高レベルに近い審判団に試合をコントロールしてもらえるとは、なんて素晴らしい!!!
で、家本さんのJ開幕戦でもあった第一節の大阪ダービー@万博を、たまたま生で見る機会があったので、生家本さん観戦は今期二度目だったのですが、万博の時と比較して、家本さんちょっと違うな~と思ったところが何点かあったので箇条書き。
- 家本さん自身が、J1とJ2のサッカースタイルやプレーレベル、プレースピードの違いに少し戸惑っているように見えました。万博の試合では、選手も家本さんも、常に流れるように走りボールが動いていたのですが、昨日のドームでは、家本さんがポジションを変えようと動きかけた方向にボールが飛んできて、その結果家本さんがボールが飛んでくるコースを邪魔しないよう方向転換せざるを得ないシーンが多々見受けられました。
- 選手が接触して倒れた時、倒れた選手の状態や安全性を確認する時間を、万博の時よりも長めにとっていたように見えました。これも、接触プレーの質が、J1とJ2では異なることの反映なのかな?と感じました。
その結果の一部として、最近の家本さんの試合コントロールとは若干異なり、試合の流れが若干切れがちな印象を受けてしまったかな?という気がします。ただ、試合の流れが切れていたのはジャッジングのせいだけではなく、特に草津がピッチ外にボールを出してしまうシーンが多かった(その結果、スローインやコーナーキック、ゴールキックが増えた)、そういう要素もあっただろうと思います。J1だと、ピッチ外にボールが出るシーンがホント少ないもの・・・
あと、三上くんがうまく抜け出したのにアドバンテージを見てもらえなかったシーン。これは、録画を見直してみても、アドバンテージを取らなかった理由がわかりませんでした・・・草津の選手が倒れたけど、そんなに危ない倒れ方には見えなかったんで、できればいつもの家本さんのようにアドバンテージを見てほしかったなぁ。
チアゴの初ゴールが認められなかったシーンについては、録画を見直してみると、確かにチアゴが手で草津選手の背中を押して倒してしまっているように見えます。札幌を応援している目線で見ると、いやそうじゃないんだよ~!チアゴはちょっとガタイが良いだけなんだよ~!と、文句の一つも垂れたくなってしまいますwが、家本さんが笛を吹いた理由は明確に理解できたので、個人的には納得です。今季初ゴールがチアゴだった方が、ネタ的にも良かったんだけどなぁ(^^;;)。
それ以外のシーンについては、取り立てて大きな違和感を感じることなく、試合を見ることができました。特にラフィーニャのシミュレーションをきちんと見てくれたシーンでは、録画を見直してみて、さすが家本さん!と感じました。PAの中と外とで判定基準が変わることなく、躊躇なくPKやシミュレーションの笛を吹けるのは、やっぱちゃんと見えてるからなんだろうなぁ・・・
また、笛の「鳴らし方」も、若かりし頃の家本さんとは全然違ってました。昔の家本さんは、「俺の笛を聞けぇぇぇ!」とばかりに、大変威圧的な笛の鳴らし方をしていた印象があるのですが、昨日は特にソフトな笛の鳴らし方をし、ゲームを荒立てないようにすごく気を遣っているような印象でした。また、選手やベンチと丁寧にコミュニケーションをとる振る舞いも印象的で、一度かなりヒートアップした副島監督に、1分ぐらいでしょうか、ある程度の時間を割いて冷静かつ丁寧な応対をする一幕もありました。昔の家本さんなら、一緒になってヒートアップして、監督を退席させたりしてたかもなぁw。
家本さんが下したすべての判定、すべての振舞いがパーフェクトに正しかった、と盲目的に信奉するわけではありません。というか、家本さんは人間であって審判マシンじゃありませんから。それでも、今のJリーグで、最高レベルに近い試合コントロールをする主審さんのパフォーマンスを、J2下位の試合でも堪能することができたという意味で、昨日は本当に幸せな一日だったと思っています。
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