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2005.07.02

逆転、逆転、また逆転


 うわーすごい試合
 今日は首位奪還に向けた大一番。
 あ、トップのJ2リーグじゃないですよ、ユースのプリンスリーグです。


 優勝争いの対抗、帯広北を6-4という野球ばりのスコアで下した札幌ユース。
 前半終了時点では2-3とリードを許した状態でしたが、そこからひっくり返した模様。
 浜厚真に行ってから、厚別に来た人の話によれば、先制したのは帯北。すぐに札幌ユースも取り返して逆転。ところが再び失点を重ねて再逆転されてしまった前半。
 しかも、後半にはさらに点を追加され、一時は2-4だったそうです。普通なら、この時点で気持ちが切れてしまうと思いますが、ここから札幌ユースは4点を奪い返して大逆転勝利を収めたとのこと。ノーガードの撃ち合いでしたが、勝った事は大事。
 残り2試合、札幌第一、北海と難敵が続く(第一は沈んでるようですが・・・)中、勝ち点を重ねて3年連続宮杯への挑戦権を得て欲しいものです。
 ちょっと小耳に挟んだのですが、ユースは、「最後の10分リードされている」と仮定したトレーニングを行っているのだそうです。先日のクラブユース選手権決勝でも、6点リードされていながら、「負けているつもりで行ってこい」と3トップにし、見事2点奪ってくるというある意味鬼のようなチーム作りをしているのだとか。確かな情報というわけでは無いのですが、本当だとしたら、今日の試合でその成果が見事にあらわれたのかもしれませんね。

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Comment & Trackback

こんにちは。
今日の試合は、後半20分に帯北の6番、中盤のアンカーをつとめた瀬戸君が二枚目の黄紙で退場してしまったことが全てでした。
それまでコンサは二点を入れたとはいえ、サイドと中盤を完全に制圧されて、四点目を入れられた時点では逆転はおろか、追いつくことさえ難しいという感じでした。特に帯北中盤の三人の守備は実に見事で、そこが一人減ったことでバランスが一気にコンサに傾いた観がありました。
コンサユースは、致命的な守備のミスから二つの失点を重ねるなど、けっしてよい内容とは言えませんでした。それでも相手のバランスの崩れにつけ込んで4点を奪うのはさすがです。逆に言えば、そのくらい帯北の戦術が絶妙だったということでもあります。今日はいつもの4-4-4-2ではなく4-3-3にしてコンサの3バックに3トップをぶつけ、中盤中央も3対3にするなど、相当に対コンサ対策を練り込んできた印象でした。新人戦・IH・プリンス・選手権の四冠を本気で狙ってきていました。
それだけに試合後の帯北の落胆は凄かったです。逆にコンサの歓喜と言ったらそれはもう。これだけのコントラストはこれまで3年間のプリンスではなかったように思います。
もっとも帯北の選手は、次に当たる北海の試合をしっかり見てから帰途につきました。コンサが残り二試合を二つとも勝てるという保証もないですし、特に最終節は帯北が先に試合をやりますから、勝ち点6を取ればプレッシャーをかけられますし、切り替えは上手くいったように見えました。
いや、いいものを見せて頂きました。

 ああ、やっぱり無理してでも見に行けば良かった・・・
 

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