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2007.04.23

2007 J2 第10節


札幌ドームに降臨。
《実績》
・黄紙:7枚(札幌4・東京V3)
・赤紙:なし
・PKによる得点:東京V1
ってことで、初めての無カード試合の次。まるで「成長したオレを見てくれ」と言わんばかりの勢い?で、やってまいりました札幌へ。
「試される大地」で「試される家本」ってとこだったんでしょうか。


前半は、まぁ比較的安定した家本さんでした。1回だけ、東京V陣内で札幌がFKをもらった場面で、「それ逆じゃね?」ってのがあったけれど、西澤への黄紙もラフプレーってことで致し方ない印象でした。
ところが。
このまま行ってくれれば良かったものを、後半から豹変。
「いつもの家本さん」に戻ってしまいました。
ま、黄色7枚ごとき、彼にとっては別段多くも何ともない普通の出しっぷりですし、自分とこの試合ってこともあって、現場と録画中継でゆっくり観察できたので、中味にも少し触れてみようかと思います。
帰宅後フラスコiichiko呑みながら、仲間と検証した中で話題になったのは、
(1)後半9分・ソダンへの黄紙とPK
PKにしてはちょと厳しくね?という印象を持ちましたが、ソダンがフニャコシに手を出してしまった(ように見えた)のも事実。主審がイエモッツだったことを考慮すれば、手を出してしまったソダンの負け(^^;;)かと。
(2)後半4分・ビールさんへの黄紙
公式記録によれば「C5」=遅延行為による黄紙、ってことになっています。確かに、ビールさんがシュートする直前、ダヴィかな?が東京Vゴール前に突っ込んでいってファールをとられ、笛が鳴りました。ホイッスルが鳴った後も、ビールさんはプレーをやめずボールを蹴ったわけで、当時リードしていた札幌の選手の行為ですから、時間稼ぎ、すなわち「遅延行為」ということになるのでしょう。
しかし、笛がなってからビールさんがシュートするまで、せいぜい2-3秒。おまけに、画像では笛が鳴った瞬間、ビールさんはすでにシュート体勢に入っていました。あれで蹴るのやめて体止める方が、よっぽど無理があるんじゃないかと思うのですが・・・
(3)後半21分・芳賀への黄紙の「前のプレー」
札幌の左サイド、東京V陣内で、札幌の選手二人(ビールさんとダヴィ)が倒れていました。審判は試合を止めず、ボールを保持した東京V選手も試合を切ることなくプレーを続け、芳賀がファールで試合を止め、結果黄紙を頂戴いたしました。
まず、試合を切らなかった東京Vの態度は、責められる筋合いはありません。昨シーズンから、「審判が試合を止めるまでは、プレーを続行すべし」という、Jリーグの方針で試合が運営されているわけで、それに従ったまでなのです。札幌を応援する立場の心情としては、ボールを出してゲームを止めてくれたらありがたかったけれど(^^;;)。
で、ワタシは家本試合止めろやゴルァ!と思ってましたが、偽4級審判の旦那によれば、「家本さんは試合を止める必要はなかった」んだそうで。
#JFAの競技規則(の73~74ページ)によれば、主審が試合を止めるべきなのは、接触プレーによって、出血や頭部打撲・舌根沈下・骨折などの「重症」と主審が判断した場合のみ、と明記されておりました。ただ倒れているだけでは、試合を止めるべきではないってことですね。
なので、味方2名が倒れていることに気がつき、試合を止める目的でファール覚悟でぶつかっていった芳賀のプレーは、残念だけど仕方がなかったし、あの状況では必要なプレーだったと思います。
じゃあ、時間を巻き戻して、二人が倒れた状況はどうだったでしょうか?
録画映像で見てみると、ビールさんが倒れたプレーはビミョー(^^;;)だけど、ダヴィが倒されたシーンでは、東京V選手が足の裏をダヴィにむけてスライディングし、ダヴィの足にスライディングが命中して倒されているように見えるのです。そのとき、イエモッツはその2プレーが行われた場所の近くにいたはず。
だとすると、芳賀キャプテンが黄色をもらう前に、ダヴィにスライディングしたプレーで、東京Vにファールが取られているべきではないのか、そうワタシは思っております。ラフプレーで黄紙が出るか、笛だけで済ませるかの判断は、ワタシにはできませんが、少なくともノーファールで流してよいプレーではなかったように思います。
試合終了後、どこかで見たことがあるような顔をした、東京Vのコーチも主審に対して激怒してたらしく、東京V側から見てもアメイジングジャッジがあったのかも知れません。
いずれにせよ、香港で修行をしても、イエモッツは所詮イエモッツであることが再確認できたのが、個人的な収穫でした。
・・・・・・今シーズンも、楽しくイエモッツウオッチ、続けていけそうです(爆)。

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