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2009.11.07

ニトリさん2年間どうもありがとうございました。


ニトリ、コンサ支援を来季辞退の方針
この不況の中、去年も今年も増収増益と、景気の良い話が聞こえてきたニトリですが、J1再昇格を逃したことがきっかけなのか、少なくとも来期のユニスポはないようです。
少なからぬ驚きを感じたのは私も例外ではありませんが、思い返してみると2年前の支援開始時に、似鳥社長がこんな感じのことを仰っていたような気がします。
ニトリが支援する目的は、コンサドーレ札幌がJ1に定着できる手助けをするため。
それが、予定調和的にさっくりとJ2降格した今期もスポンサー料の減額なく面倒を見て下さったというのに、チームや選手のパフォーマンスや成績はゴニョゴニョという体たらく。
仮に、似鳥社長個人にスポンサード継続したいというありがたーいお気持ちがあったとしても、今年の札幌のチームパフォーマンスと成績では、企業として考えた時に来期以降も多額のスポンサードを続ける意義に乏しい、と判断されたってことでしょうね。ぶっちゃけ「お、ねだん以上。」とは感じていただけなかったってことでしょう。
札幌ファンとしての視線で考えると非常に残念な結論だけど、逆の立場で考えたなら、企業としてのニトリの判断は悔しいけど正しいと思います。
たらればなんだろうけど、もし昨シーズンJ1残留できていたら、あるいは今期もう少しJ1昇格争いに絡める成績であったなら、こんな話にはならなかったんでしょうね、多分。
また、この記事からは、ニトリが札幌のスポンサードから「完全撤退」なのか、「スポンサー料の減額」という形に落ち着くのか、そこまで読み取ることはできません。
ユニホームにロゴを載せていただくだけがスポンサーじゃありませんから、案外来期は練習着にニトリロゴとか、試合会場の看板やフラッグの一枚にニトリロゴとか、これまでとはかなり減額した形であっても、スポンサードを継続いただける形に落ち着くかも知れません。
いずれにせよ、一ファン、一消費者たるワタシにできることは、これまでのニトリさんのご支援に心から感謝すること、どのような結末になろうが黙って推移を見守ること、そして、可能であれば今後もニトリさんでお買い物をすること、この3つしかないように思います。
果報は寝て待て。


あと、このような形で大口スポンサーを失う顛末を招いた大きな要因に、特別誰がということではなく、選手それぞれ個々人のパフォーマンスや勝負事に対する意識の低さが少なからずあるように、対外的には見えてしまっているということを、試合に出た選手も出れなかった選手も重く受けとめて、シーズンオフにでもじーっくり考えてもらいたいと、個人的には思います。
育成だぁアイデンティティの確立だぁと美辞麗句を並べるだけで、成績やパフォーマンス度外視でついて行くのは、サポーターと呼ばれる、すでに札幌にどっぷりはまった数千人単位の固定客だけ。
少なくとも今期のパフォーマンスや成績じゃあ、新たな客なんか誘えないって。

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