« | »

2007.11.20

はじめてのげぇふら


10月の下旬、旦那がふとこんな言葉を口にしました。
11月中旬に向けて、ちと縫い物をしてみる気はないかね?
・・・・・・縫い物って、なんだべか?と思って聞き返してみると。
ゲーフラ作ってみる気はないか?とのこと。
幸いにも、今は比較的仕事が落ち着いているので、時間がとれないこともない・・・・・・
まぁ、やってみますか。

ってことで始まった、はじめてのげぇふら製作。


旦那曰く、軽い光沢のある布に、ガムテープで文字などを切り貼りして作るのだとか。
でも、「ゲーフラ 作り方」でグーグル先生にお尋ねしてみると、綿の布にアクリル絵の具を塗るやり方が一番ポピュラーなようで・・・・・・
で、多数の先人に倣って、ワタシもその方法をとることにしました。
11月3日夜・・・・・・まずデザイン。
夫婦揃って画才がない(^^)vので、絵は入れず文字オンリーのデザインにすることで決定。
パソコンに明るい旦那に原案をいくつか作ってもらい、確定したデザインの文字を拡大印刷するところまでやってもらいました。あぁ便利便利。
11月4日・・・・・・物品調達と縫い作業。
布は、旦那を連れてカナリヤに乗り込み、つるつるの布と綿布を比較した上で、綿布を1mほど購入
その他の道具はダイソーさんで買い集めました。アクリル絵の具と筆、そして1本40cm程度の長さで延長できる形態の金属棒を数本。棒は、げぇふらの両端に挿して掲げるためのものです。1本40cm程度の長さで、ねじ込み式でジョイントして長くできるタイプのもの。持ち運び時に嵩張らず機内持ち込みも可能かなぁと思って選びました。でも、金属製で結構重いのよね(^^;;)。
レラカムイの試合を堪能し晩御飯が終わったところで、お裁縫開始。
グーグル先生によると、絵や文字を書き入れてから縫う先人と、縫ってから絵や文字を書く先人と、両方いらっしゃいました。ワタシは先に縫う方を選択。ミシンで縫うので、どうしても縫ってる最中に布が撚れたりしますから、絵の具がついてないまっさらな布の方が扱いやすいかなぁと思ったもので。あと、根性入れて手縫いするとか、縫わないでズボンのすそ上げテープを使って作っている先人もいらっしゃいました。要は布の端が上手に始末できればなんでもいいのよね(^^;;)。
生地を大きめに裁断。実は、ここに結構な時間がかかりました。上下は、布がほつれないように縫うだけなので、せいぜい2~3cm程度の縫い代があればいいけれど、左右の棒を差し込むスペースがどのぐらいあったらいいのか・・・?あと、縫い糸があるエリアには多分デザインが重ならず絵の具が載らない方がいいだろう・・・そう考えると、結構な余裕を持って裁断しておかないといけない計算になることに気がつきました。
結局、左右はそれぞれ10cm程度の余裕をもって裁断
引き続いて縫い作業へ突入。上下の端を二つ折りにして縫います。そのあと、左右の「棒を差し込むスペース」作り。
生地の裁断が出来てしまえば、あとは直線縫いだけなので、しつけを含めてもそんなに時間がかからず、2時間半ぐらいで形が完成しました。えっへん。
ミシンを出したついでなので、いつぞやのサテライトの試合でもらった赤地にコンサドーレロゴと白い恋人ロゴがプリントされた布で、棒を収納する巾着袋まで縫っちゃいました。着るものとか人様への贈り物などなら、もっと繊細に扱わなきゃならないけれど、ただの布と袋だし、自分達しか使わないし、多少曲がっててもおっけーおっけー♪とか思ってしまうと、結構簡単に作れちゃうものです。
余力があった、というか勢いがあった(^^;;)ので、旦那作成の文字原稿を布の下に敷いて透けて見える線を鉛筆でさーっとなぞって、げぇふらっぽいものが出来てきました。
この時点で夜11時半。さすがに塗り作業を始めると徹夜になりそうだったので、日曜はここまでで終了。
今回は白地の布だったので直接転写ができましたが、色の濃い布を使うときはチャコペーパーやカーボン紙などを使って転写するとよいようです。次の機会があったら参考にしようっと。
11月5日・・・・・・塗り作業~黒色その1。
まず、塗りに使う台として、リサイクルショップに出す予定のコタツを引っ張り出し、たくさん新聞を敷き詰めました。絵の具が結構裏に滲みるっていう情報を見たもので。
デザインは、白地にチームカラーの赤と黒。まず、黒いアクリル絵の具を使うところから塗っていくことにしました。マスキングテープを使うとよいよ~という先人の知恵があったのですが、なくてもまぁ困んないだろうと思い、テープを使わずに塗り開始。パレットは、防水加工されてる牛乳パックを広げて使いました。
アクリル絵の具は、原液のままだと粘性が高すぎて扱いにくく、かといって薄めすぎると滲んでしまう、という記載があったので、文字のアウトラインは出来るだけ濃い目の絵の具をつかって線引きし、中は水を多めにベタベタ塗っていく感じでやってみました。
・・・・・・ふむふむ。初めてにしちゃあ、悪くない出来♪
で、気がついたことが一つ。
生地の織目と直交する方向にアウトラインがあるときは、その場所が特に絵の具滲みしやすい、ということ。
考えてみりゃあ当たり前なんですが、気がついてからは滲みそうな場所はほぼ原液に近い絵の具を乗せていく感じにして対応しました。マスキングテープがあれば、滲みは少なくなったのかなぁと思いつつも、今回作ってるデザインに関しては、テープなしでもそれほど困らない印象でした。今度作る機会があったら、テープを使ってみて今回と比較してみたい気がします。
大体一文字15分強で塗れたので、黒い文字を全て塗ってこの日は終了。
塗った部分の生地を持ち上げると、一部が新聞紙1枚分の厚さで色移りしていたので、汚れた新聞を取っ払って寝てる間に乾燥させることにしました。
・・・・・・朝起きてみると。
やっぱり、水を多く使った部分の色が、やや薄め。いくら遠くから見たら大したわかんないとは言っても、ちょっと気になります。帰宅後、塗り足すことにして出勤。
11月6日・・・・・・塗り作業~黒色その2+赤色その1。
夕食後、昨日塗った黒い部分のむらを、重ね塗りで修正する作業を開始。絵の具を適当に薄めながら、時には原液に近い絵の具を乗せるような感覚で、ホントてきとーにべたべたと黒塗りです。まったくむらがない、とまでは行かないけれど、大分いい感じに塗れてきました。
ここまでの作業で、黒い絵の具(20cc入り)を半分弱使いました。
筆と水を入れるカップを洗って、引き続き赤色部分を塗る作業にも着手。
まず、ゲーフラ生地の余り布に、適当に絵の具を薄めて塗ってみたのですが、赤は黒以上ににじむし色がのりにくい感じ。絵の具は、先人達の中でも100均派と画材屋派に別れるようで、絵の具の種類や100均の店屋の種類によっても、色の乗り方・にじみ方などが異なるのかも知れません。今回は100均の「ダイソー」で購入したアクリル絵の具の話、だと思って理解していただけると良いかと思います。
文字数は黒とほぼ同じなので、20ccの絵の具で十分足りそうです。
従って、文字のアウトラインはほぼ原液の絵の具をのせ、内側も水を余り加えず原液に近い濃度の絵の具を「乗せていく」感覚で塗っていく方針に決定
だいたい1時間弱ぐらいで一通り塗り終わり、最初に塗った文字は大分乾いてきていたので、明らかになってきたむらのところに更に絵の具を乗せたりもして、ほとんどにじまずなかなか良い感じに塗れてきました。最後に、ゲーフラを一度持ち上げて、裏に絵の具がにじんだ新聞を抜いて終了。
朝起きてみると、最後に塗った文字のみ、一度塗りしかしていないためむらがやっぱり発生。今日の夜はここの修正が主作業になりそうです。
また、昨シーズンに旦那がゲーフラ屋さんに注文して作ったゲーフラに、先日ダイソーで仕入れた棒を通してみたところ、なかなか良い感じ。旦那も、
棒が持ち運びできるなら平日ナイターのホームゲームでももって行けるなぁ~(^o^)
とご満悦でした。
2枚のゲーフラを一度に広げるとなると、日曜に買った棒では足りなくなってしまうので、棒と巾着袋に通す紐も、またダイソーさんで仕入れてこなくては。
11月7日・・・・・・塗りの仕上げと巾着袋の紐通し。
仕事帰りに、自宅近くのダイソーさんに寄り、紐と棒の物色。
紐は、赤くて光沢のある太目のモノをチョイス。棒は・・・・・・旦那が細めの突っ張り棒をみつけてみました。縮めたときの長さが45cmぐらいで、今回つくった袋よりちょと長いけど、入らなくはないし軽いし、ってことでこれを2本購入。
帰宅後、赤文字のちょっと色が薄いところに重ね塗りをして、ゲーフラ完成!
京都戦を目標に作り始めたはずが、鳥栖戦にも間に合ってしまいました(^^;;)。
正味4日間・計10時間程度の製作時間(乾燥の時間を含まず)です。
残念ながら、ワタシ自身は鳥栖戦を直前でキャンセルすることとなってしまいましたが、ゲーフラは旦那が鳥栖でデビューさせてくれ、先日の京都戦でも掲げてきました。
文字だけのゲーフラなら、乾燥の時間をきちんととれれば、作るのそんなに難しくないことがわかったんで、最終戦に向けてもう一本、なんか作ってみよっかな~なぁんて思ってみたり。(^^)v

Trackback URL

Comment & Trackback

真心こもったゲーフラ。是非アップして見せてください。

>しまふくろう仙台っ子さん。
どうも初めまして~。
デザインは・・・・・・なんてことなくてですね(^^;;)。
監督のフルネームをひらがなで書いたっていう、ただそれだけなんです。画像のせるほどのものでは全然なくて(^^)。
ホーム最終戦でも出そうかと思ってますので、もし中継で映ったら探してみてください(^^;;)。

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>