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2008.07.01

プリンスリーグ第5節


 土曜日は浜厚真までプリンスリーグを見に行きました。
 自宅からは高速道路で、サミットの練習だかでやたらと走っている警察関係の車が目障り目につく中、1時間程度で到着。
 
 この日のユースは旭川実業との対戦。
 今年は昨年準優勝の室蘭大谷、3位の帯広北が振るわず、昨年4位の北海と、同6位の旭川実業が4節まで全勝を維持するという展開です。
 なのでこの日は4節を終えて全勝同士の、ちょっと早い首位決戦です。


 札幌ユースはGK曳地、DF打矢、熊澤(C)、上原、松本、MF鶴野、佐藤、竹内、古田、FW玉岡、金子のレギュラーメンバー。きれいに背番号1から11まで揃っています。
 対する旭川実業は、今年初見なので当然ながら不明。11番が大きいなぁ・・・という印象。
 
 するとその11番に振り回されます。大柄な体格を生かしてポストプレーが上手い。スタイルは柏の北嶋に似てるかもしれません。足下の技術は札幌ユースの方が高いので、古田くんや鶴野くんがゲームメイクして、それにFWの玉岡くんや金子くんがサイドに流れて、後ろから松本くんや打矢くんが絡むというシーンが多かったですが、中々シュートまでもっていけず、逆に11番のポストからあわやというシーンを作ったりと前半はほぼ互角の印象。
 後半もあまり変化は無く、こりゃ引き分けてもおかしくないなぁと思い始めたころ、左サイドを突破した松本くんがマイナスのクロスを送り、この試合あまり目立っていなかった竹内くんがダイレクトボレーを蹴り込み先制します。
 このまま勝ちきれるかと思ったのですが、そうは問屋が卸さず。
 途中出場のFW18番(こちらも立派な体格)に、DFのクリアミスを蹴り込まれ、同点にされてしまいました。
 正確な時間は覚えていませんが、残り10分あたりで追いつかれた事、また、途中交代のFW工藤(光)くんと三上くんが、スタメンの2人ほどボールを押さえられない事から、引き分け御の字かなぁ・・・と思っていたら旭川実業にあわやのシーンを作られて肝を冷やす羽目に。
 ロスタイム突入直前のシュートも枠を外し、やっぱり引き分けかと本日2度目の嘆息を放ったその時、中盤でボールを拾った鶴野くんがペナルティエリアの外まで持ち込み、DFを横にかわして放ったミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、劇的なロスタイムのゴールで旭川実業を振り切り、2-1で勝利を収めました。得点はちょうど近い方のサイドだったので、私たちの目の前で大喜びする鶴野くんと周りの選手たちの笑顔は本当に嬉しそうでした。写真撮ればよかった。
 
 個々のミスを含めて課題は山積みですが、何とか勝てて良かった、そんな試合でした。
 敗れた旭川実業ですが、印象は「自分たちの形を持っているチームは強い」という感じです。
 単純な放り込みではなく、ポストプレーとボールを受ける選手の呼吸が合っていて、シュートまで持って行く回数は多かったように思いました。ここまで4戦全勝はフロックでは無いようです。
 7月5日に行われる次節の旭川実業-北海(帯広の森)は、優勝戦線の行方を占う大事な一戦になる事でしょう。みれないのが残念です。
 翌7月6日の第7節は札幌ユース-北海という大一番。ワインと豚丼を楽しむ帯広遠征は我が家の夏の定番なので、見に行ってきます。土曜の厚別から直行の予定(笑)
 
 ちなみに、首位決戦と言いつつ、北海が大量得点で勝ったため、5節終わっての首位は北海、2位が札幌ユースという事になったようです。
 
 JFAよりもHFAよりも早い旭川FA
 

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