2009.01.13
Windows 7 β
悪辣極まりないMicrosoftが大失敗しているWindows Vistaの後継として早ければ今年中にも投入する予定のOS、Windows 7 のβが公開されたので試してみましたよ。
インストールしてみたのは、自宅で4年ほど眠っていた自作パソコン。
セレロン2GHzにメモリは768MB。グラフィックボードはエントリーレベルの64MB。HDD40GB。
インストールには2時間ほどかかりましたが、特に問題もなく起動しまして、各種ドライバは殆ど勝手にダウンロードしてくれたので2回ほど再起動した時点でWindows Aeroも試してみたり。
うん、まぁさすがに使い物にはならない。
単発で動かす分には思ったより問題ない(この時点でVistaよりマシ)ですが、この程度のCPUでは2枚、3枚とウインドウを開けばその分パフォーマンスはがた落ちで、CPU使用率は90%代を推移。ウインドウを動かす時には質量を持った(ウソ)残像が出てしまい、常態復旧まで十数秒かかる始末。まぁ落ちないのは良いことですが。
MSはNetbookでも動くと豪語しているそうなので、試しにWindows Aeroを切った状態で作業をしてみましたが、思ったより効果は無く、それどころか使ってるうちにexplorer.exeのメモリ使用量が増加してきてしまい、ウインドウを全部消してもメモリ解放されず・・・このへんは相変わらずか。
まあでも、βでこれだけ安定しているのであれば、ボチボチ使えるのではないかと。デフォルトではUACも殆ど出なくてそのあたりは○。
感触ですが、メモリ1GB以上必須。CPUはC2D以上。それに適切なグラフィックボードさえあれば、快適に使えそう。XPからVistaへ移る時のように、やたらとH/Wに投資する必要はなさそうです。Vistaが使えてるPCなら文句なく使えそうですし、XPでもここ2年くらいで買ったものなら、ある程度動きそう。
Netbookで使えるというのはあながち間違いじゃないかもしれません。
新しいOSがリリースされるのは別に悪いことじゃないんですけど、Microsoftにおつきあいしなきゃならん企業のシステム管理者は頭痛い日々が続きますね。Vistaをスキップした企業は特に・・・ orz
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