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2007.09.23

約27時間の旅


休みがあって、勢いがつくと、人間はあらぬことをやってしまうものです。
土曜の朝家を出て、昼間は平塚で何かの前座試合を見て、その後夜に家本主審の素晴らしい試合裁きを堪能し、今日午前中の飛行機で北海道に戻ってきて、厚別で天皇杯2回戦をみて、先ほど帰宅しました。
結構疲れたかなぁ。


8時50分発の便で羽田へ飛んで、一応12時ちょい過ぎぐらいに平塚競技場に入れるつもりだったのですが、飛行機が羽田近くで着陸のやり直しなんぞやりやがって、10分ぐらい到着遅れ。これで、平塚入りするための京急を1本逃すことになってしまいました。
おまけに、木曜夜のナイターリーグで蚊に食われた両足首がかゆいのなんのって。京急のホームで電車待ちの間にムヒを塗りまくるワタクシ・・・(ToT)
一応暑さ対策に、前日にリサイクルショップでクーラーバッグを50円で買ってきておいて、冷凍したプラパックのアクエリアス3本と保冷剤を3つと乾いたおしぼりをもっていきました。これらが大活躍。
おしぼりに保冷剤をつつんで、かぶっていた麦藁帽子の中に仕込んで。
保冷剤は溶けたら新しいのに代えて。
凍ったアクエリアス+平塚駅で買ったお茶1L+観戦仲間からお土産にもらった現地直送のポカリスエットの、計2.4L。平塚についてから平塚駅に戻るまでの3時間強で飲みきりました。そのくらい暑かった。
目の前で見たものは、湘南ベルマーレとどっかの地域リーグチームとの練習試合かなんかだったのでしょう。昇格だ優勝だ、なんて戯言口にするには100年早い。そーゆーこったな。
ただ、ここ1ヶ月勝ててないのは、トシヤくんのせいだけではないと。監督代えてどうなるもんでもないだろ、とも思いますね。メンタルの弱さは、昨年までもヤンツーさんが指摘していたことでもあるわけだし。
また、トシヤくんがコメントとして出した「メンバーを代える訳にはいかない」というのも、ある意味尤もだとも思いますし。この言葉は、スタメン・スタベンを代えない、という意味ではなくて、札幌のチームメンバーそのものの入れ替えはもう(時期的にも資金的にも)できない、であって、与えられたものの中で最大限の結果を出すべくやるしかない、ということではないのかな、と思います。ま、感じ方は人それぞれでしょうけれども・・・・・・

試合後、ハムコさん・田舎育ちさんと合流して、いざ日産スタジアムへ。
そうしたら。きましたよ彼が。
主審、家本政明さんキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
今期3試合の家本さんウオッチングがやってまいりました。やおらテンションがあがるワタクシ(^^;;)。
日産スタジアムも初めてでしたが、さすが6万の観客が入るハコはデカイ!
試合は、良い意味で締まった、無駄な接触プレーはほとんどなくプレーの一つ一つが迅速な、そして審判が目立たない、良いゲームだったと思います。
イエローカード3枚、そのうち2枚が同じ選手に出たので、退場も一人出ましたが、現場で見ていた限りでは、すべてが正当なカードだと思いましたし、試合をむやみやたらに止めない試合裁きは見ていて気持ちよく感じました。
一度だけ、レッズ選手が足を押さえて倒れているにも関わらずプレーオンで横浜FMのシュートシーンが生まれました(シュートが外れた後、家本さんはちゃんと試合を止めて倒れている選手の状態を確認しに行っています)。ですが、足をおさえてばたばた動いてるってことは、足の怪我はしてるかも知れん(^^;;)けれど、痛いことが認識できているわけで意識はある程度清明な証拠だし、見た目に明らかな大出血もなかったですから、主審がゲームを中断すべきと競技規則で謳われている「頭部打撲や生命の危機に関わる状態」ではない(足の怪我程度では、プレーオンされた数分間の間で病状や怪我の状態が急激に変わることは、別の人間に踏まれるなど人為的な別のアクシデントがなければ、まずありません)ので、審判がゲームを止める必要はなかったと思います浦和を応援する立場に立ったとしたら、ブーイングしたくなる気持ちはわからんではないけども(^^;;)。この試合に関しては、家本主審は非常に素晴らしい試合裁きをしていたと思います。さすがSR。そう素直に思いました。
内容は・・・・・・サッカーとして面白かったのは横浜FM。でも、勝ったのは浦和。
屈強な攻撃選手を2-3人置いて、残りの選手は他にスキルが高い技術や特色を持っていたとしてもそれを封印して守備に専念・・・・・・結果だけを求めるなら、浦和のスタイルが正しいのだと思いました。浦和や、その所属選手を応援する者以外の人間にとって、娯楽として楽しめるスタイルかどうかはさておき。
阿部ちゃんがあんな使われ方しかしないのなら、移籍しない方がよかったんちゃう?(^^;;)
日産スタジアムの試合が終わった後は、さすがに疲労困憊。
シャワーをあびてざっと汗を流したら、洗った髪も乾かさずそのまま寝てしまいました。
今朝は早めの便で帰札して、新札幌駅で旦那に拾ってもらってまっすぐ厚別へ。
昨日は、グルメらしい食べ物はほとんど口に出来なかったので、羽田空港で崎陽軒のシウマイ弁当と名古屋名物の天むすを買って持ち帰り、厚別で食べながら天皇杯2回戦を見てきました。
大阪体育大学-FC岐阜という、北海道のチームが関わらない組み合わせのせいか、先週の試合(ベアフット-大阪体育大学)の半分程度の観客でしたが、和多田選手@FC岐阜のあり得ない鋭さのロングスローと再会できたり、大阪体育大学の学生が先週同様楽しそうに応援してたり、そんなのを楽しみながら見てました。
結果は2-1でFC岐阜の勝利。でも、後半に大阪体育大学が1点返してその後もペースを握り続けるなど、そこそこ白熱した試合が見られました。中尾選手が久々に見られるかなーと思ってましたが、帯同もしていなかったようで、そこはちょと残念だったかな(^^;;)。
で、この試合。NHKが共催になっているはずですが、取材陣が一人もいませんでした(^^;;)。
一応天皇杯って、日本サッカー界では、プロアマが同じ土俵に立てて最高峰かつ全国規模のトーナメントゲームだと思うんですが、Jリーグのチームが出てくる3~4回戦以降にならないと、公共の電波にのりません。ダイジェスト番組も作られません。結果は確かにJFA公式ページやNHKの速報ページに行けばわかるけれど・・・・・・
1回戦20試合、2回戦14試合、3回戦15試合ですから、1試合あたりの放送内容を得点シーンと最終スコアだけの簡単なものにすれば、せいぜい30分~1時間程度でおさまるダイジェスト番組が作れると思うのですよ。多少映像が荒くても仕方ないと割り切れば、最低限の取材クルーと機材を各地の会場に派遣することは、NHKさんなら可能ではないかなぁ?と、思ってみたりします。
せっかく、日本国内でJリーグの次にレベルの高いクラスの試合が、こんなに身近にみられる機会が天皇杯だと思うのに、名前が売れてるチームが出てこないという理由だけで取材もされない、電波にのるチャンスが与えられないというのは、非常にもったいないなぁと感じるのは、ワタクシだけでしょうか。
野球は、高校生オンリーの大会でしかない甲子園だって、全国大会になれば1回戦から全試合生中継され、深夜にはダイジェスト番組が流れるというのに(反面、プロ野球は「視聴率が取れない」という理由で地上波中継がどんどん減ってます)・・・・・・この差は何なんでしょうね(^^;;)。
さて。旅の道具を片付けて、晩御飯でも作るとしますか。

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